ふるおきな

皆様、武録御笑覧下さり、段々辱なうござりまする。

 

 個人的には、元老院でよいのではないかと思っておりまする。 

 
 この超高齢社会、それにともなう多死社会をどうのりこえるか、死の規制緩和がどうしても必要になるだろうと私はさきにいった。まずは死の再定義、それをふまえてつぎに現行の空洞化した参議院をただちに廃止して「老議院」を創設して右の重大問題を熟議する。
 
山折哲雄(181208)「『シテ』としての老人の一歩に」   
 
政治・経済・環境・道徳、あらゆる面で、今の日之本が参照にすべきは明治の御代ではなく、江戸時代・成熟した封建時代ではないでしょうか?そういう意味で「封建時代学部」を、そういう名称があるかどうかは別にして、名乗りたいと存ずるのでござりまする。単に封建時代を賛美して終わるのではなく。
(毎週金曜日に新規公開の予定)
 
 
 
 (中略)
 思想的根拠とはいかにも大げさな物言いになったが、この國には大昔から「老翁」にたいする深い敬愛の念、その霊力にたいする畏怖の感情が養われていた。そうした伝承はすでに民俗学や芸能史の上で明らかにされ、中世の能楽において最高度に洗練されたことはよく知られている。このような老人尊重の美意識は世界でもきわめて珍しく、われわれの社会や生活の深層に浸透している。けれども今日、その老人を、救済されるべき社会的弱者としてのみ考える風潮が勢いを増しているのではないだろうか。
(中略)
あくまでも試案であるが、まずは全国大小の自治体の首長が選挙権をもつ。知事から村長まで同じ一票をもつということだ。口先だけで「地方創生」をいうのでないならば、そのくらいの英断をもってことにあたるべきだろう。末端の地方においてこそ高齢者問題は山積し、よりいっそう深刻の度を加えているはずだ。今日、自治体の首長たちはかならずしも高齢者だけではなく、むしろ青年から中高年にわたる広い層にわたっている。現場における悩みも深いにちがいない。その上で、被選挙権は70代あるいは80代以上、とすればどうだろう。
 
 
そして50人くらいが、話がまとまりやすいのではないかと思うが。