(出陣暦(カレンダー)はタイトルの「萬侍事…」を軽く一押し)
皆様、武録、お読み頂き、だんだん辱なうござりまする。
秋は毎日がサムライおもてなし塾。そのコンセプトは、
拙者たちがタイムスリップしたのではない。
見ている各々方が、日本国が生まれる前にタイムスリップしただけ
たいまむしんにのれなくても、人は過去へも未来へも行ける。
光陰如箭、塩見にござりまする。
拙者たちは「四百年の時を越え」、この平成の世にやってまいったのだが、そのことを正直に自己紹介すると「じゃあ、四百歳?」と、特に姫様・若様から、聞かれて往生することもござりまする。
「いや、四百年前から来たのじゃから、四百年間生きていたわけではござらぬ。」
「ふーん、どうやって来たの?」
これまた答えにくい質問でござりまする。
「タイ『マム』シン、とかいうのに乗ってきたのじゃ」
「タイムマシーン、どこにあるの?」
このあたりで、かなり苦しくなってまいり
「あの白い建物(興雲館)の中じゃ。」
「中のどこ?」
「二階に衝立があるだろう。その向こう側に隠してある。」
「えー、ほんと?じゃあ、見に行って来る。」
このあたりで「もう、いい加減にしなさい、お侍さんも困っておられるでしょうが」という、こちらの心情をおもんぱかったご両親の裁定が入り、「なんとかボロを出さずにすんだ」と、一安心いたしまする(「いや、すでにボロボロだ」という声もありそうでござりまするが...)。
多少前のことになりまするが、「小さい中性子」という意味を持つ「ニュートリノ」なる物質が、光よりも速いという実験結果が出たそうにござりまする。拙者、浅学無知のためよく分からぬのでござりまするが、これが本当だとすると、そのタイムマシンが実現するのだそうでござりまする。そしてそれが実現すれば、この平成の世から過去や未来へ自由に行けるのだそうでござりまする。
いつでも自由に行ける、とは言っても、拙者はやはり四百年前に戻りとうござりまする。この平成の世、便利であるし、面白いことも多うござりまするが、やはり人は生まれたその時・その場所に生きるものではないかと拙者は思うのでござりまする。そしてそれが分相応の生き方ではないかと思うのでござりまする。
ただ、今は、この今はそうは思いません。平成の世で大事なお勤めがあることも勿論ですが、過去に戻りたいという方に、その席を譲って差し上げたいと思うからです。切実に、過去に戻りたいという方々のために。それも何百年という過去ではなく、ほんのつい最近の過去、手を伸ばせば届きそうな、「過去」というにはあまりにも今に近いそんな日に、戻って、失われる必要のなかったものを今へ運びたいと思う方が、きっと、たくさんいるはずだと思うからです。
塩見そう"ゑ"もん
辻立説法形式もあり、御ル志ス形式もあり、築城せよもあり、もうなんでもあり。
三代目サムライ・ジンケからZサムライに進化した姿をとくとご堪能あれ。
Zサムライ、最後にしてサイキョーのサムライ。
「社中語録」より
侍からZサムライ、果たして進化というものやら…
最後に城内には「オツムの至らぬ者」がおりましたが、実害はございませぬゆえ、お棄ておき下され。
「愚かな者を見るな。その言葉を聞くな。また彼とともに住むな。」---大法螺、より
オツムの至らぬ者をご覧になった方の運勢は、
「馬鹿も休み休み言え」
でございまする。
ご覧の風景は
提 供
「楽しい!」製造業
雲洲粋縁
と
We are SAMURAi Company
亀田山社中
でお届けしました。